骨サポートプログラム(骨サポ)とは?
「骨サポ(骨サポートプログラム)」は、骨粗鬆症になる前の段階から、地域全体で骨の健康を守るための取り組みです。
骨粗鬆症は、ある日突然見つかる病気ではありません。
気づかないうちに進み、骨折をきっかけに生活が大きく変わってしまうこともあります。
そこで私たちは、
- 日常の中で自然に骨の健康を意識できること
- 専門的な知識を地域の皆様に届けること
- 医療機関と地域がつながること
を目的に、「骨サポ」という仕組みを立ち上げました。
Fukushima Fragility Fracture Prevention Project(プロジェクトF)の専門性を基盤に、「地域で骨を守る文化」を育てていく取り組みです。
骨サポートプログラムの仕組み
骨サポの大きな特徴は、病院を拠点とした活動ではなく、地域に広く展開する民間企業のネットワークを活用した「民間主体の啓発モデル」である点です。
地場企業の店舗ネットワークを活かすことで、地域住民の生活圏に自然に入り込み、効率的に啓発拠点を拡大していくことが可能になります。
地域の人口規模や経済規模に応じて着実に拠点を広げていける点は、他の骨粗鬆症啓発団体にはない大きな特色です。
骨サポ会員の認定
本プロジェクトは福島市の地場ドラッグストアと連携して試験的に開始される見込みです。
プロジェクトFが骨の健康に関する基礎知識を共有し、その企業の従業員を「骨サポ会員」に認定します。
骨サポ会員は、骨の健康に関するアドバイスや、骨健康度測定会などの活動をサポートし、“地域の骨の相談役"としての役割を担います。
また、骨サポ会員が2名以上在籍する店舗を「骨サポ認定ストア」に認定します。
認定ストアには骨サポ認定書·施設証明書を配布し、掲示いただきます。
認定ストアでは、
- 骨健康度測定会の実施
- 骨粗鬆症予防の情報発信
- 医療機関受診への橋渡し
などを実施していただき、地域の骨の健康拠点として機能します。
さらに、「骨サポ認定ストア」に認定されることで、骨の健康に積極的に取り組む店舗としての信頼性向上が期待されます。
骨サポフレンズの募集
認定ストアでは、お客様に「骨サポフレンズ」への参加を呼びかけていただきます。
骨サポフレンズは、こ家族や友人の骨の健康をサポートする身近なサポーターとして、次のような活動を行います。
- 骨の大切さを伝える
- 骨健康度測定会などのイベント参加、サポート
一般の方も、気軽に骨の健康維持活動に参加できる仕組みです。
本制度は現在、ハシドラッグ従業員の皆様を対象に、試験的な導入を予定しています。
プロジェクトFが作成した骨の健康に関する教材で学習いただき、その内容をご理解いただいた方を「骨サポ会員」として認定する仕組みを検討しています。
専門的な知識を、わかりやすい動画形式で共有することで、店舗現場で実践しやすい体制を整えていきます。
また、ハシドラッグで継続開催されている骨健康度測定会と、当ホームページを連動させることで、測定から受診、そして継続的な骨健康管理へとつなげる流れを構築します。
民間と医療が連携することで、地域ぐるみの骨粗鬆症予防体制を目指します。
今後の展望 ― 段階的な拡大へ
現在は、プロジェクトFとハシドラッグ様の連携を軸に、福島県内での骨健康ネットワーク構築を進めています。
本取り組みが一定の成果を上げた場合には、
- 他の地場ドラッグストア・民間企業ヘの展開
- 医療従事者向け骨サポ制度の導入
- 他自治体での連携モデル構築
など、段階的な拡大を視野に入れています。
福島で築いた「骨サポモデル」を、地域医療と生活圏を結ぶ新しい予防モデルとして発信していきたいと考えています。
骨粗鬆症予防の取り組みを地域全体で支えることで、「骨折ゼロを目指す社会」を醸成します。